投資法人で資産運用

個人投資家を卒業して「投資法人」に変身です。個人増税・法人減税の流れのなかで資産形成から継承までを考えるブログ。主な投資先は米国ETF。

【4-4】税務調査を受けやすい法人の特徴

 

 

投資法人に関わらず、個人事業主でもそうですが、真面目に確定申告していても、心理的には、税務調査

と聞くと、、、

「まじかよ・・・」

「怖いなぁ…」

って思うはずです。

まぁ、サラリーマンの人には無関係でしょうけど、将来的に法人設立を目指している人であれば、避けては通れないこの税務調査の特徴についてお伝えいたします。

 

 
税務調査の特徴

税務調査には、シーズンってものがあります。

それは7~11月です。

全国数万社あるなかで実際に税務調査を受ける法人の割合は年間4~5%ぐらい。 ということは、単純計算すると、概ね20年に1回程度循環してくるという感じです。 とはいえ、設立5年で受ける法人もあれば、30年間ずっと調査なしの法人もあるようですので、あくまでも参考程度に留めておいてください。

でも、調査を受ける、受けない、この差は一体何なのでしょうか…。

できることであれば調査なんかされたくないですよね。 何だか面倒臭そーだし、適法だと思っていた処理が、実は違法であって追徴課税されたりしたら、誰だって嫌ですもんね。

 

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受けやすい法人の特徴

私の調べによれば、税務調査を受けやすい法人というものには、明らかな傾向があるような感じがします。 まず、税務署では「KSKシステム」という情報システムを利用して調査対象を選定しています。 そのなかで下記のような法人は、調査リストに載りやすいようです。


1:申告漏れ等の前科がある法人

2:消費税の還付を受ける申告をしている法人

3:大幅な黒字(赤字)になり、納税額が急増(急減)した法人

4:不動産の売却があり、多額の退職金を計上した法人

5:役員の退職があり、多額の退職金を計上した法人

6:相続や贈与など資産に大きな変動があった法人

7:在庫の金額が急増(急減)した法人

8:交際費等の経費が急増した法人

9:そもそも申告書の記載が間違っていた法人

10:信頼性の高いタレコミ情報や密告があった法人


いかがでしょうか。

ちなみに、米国株配当メインの投資法人が、信頼できる顧問税理士と相談しながら適法な節税に励んでいれば、⑩以外はすべて問題ないはずです。 つまり、投資法人は比較的税務調査を受けにくい部類に属する法人だと言えると思います。

 

 

事業規模や業種でも違う

売上が「100万円の法人」と「100億円の法人」を比較して、調査の結果、10%の追徴課税となった場合、金額は10万円と10億円です。 では、どちらのほうが調査官(公務員)の人事評価が高くなるのかを考えれば、後者を優先して調査するのは明らかですよね。 売り上げの多い法人は、少ない法人よりも、調査される可能性が高まります。

また、営んでいる業種によっても調査頻度は変わるようです。

・風俗業
・キャバレー業
・畜産農業
・運送業
・型枠工事業
・解体工事業
・不動産業
・パチンコ業
・産業廃棄物処理業

これらは「叩けばホコリが出る」と言われている業種です。 意外でもなく、まぁ、想像通りって感じ。

風俗業を例にすれば、

  • 申告漏れの割合は、81%
  • 申告漏れ平均所得額は、2083万円
  • 平均追徴課税額は、519万円

まさに脱税3冠王の風俗業!

 

翻って、投資法人はどうかと言えば、事前審査の厳しい金融機関を経由しないと、口座開設も、売上計上もできませんし、逆に悪いことをしようとするほうが難しい業種です。 そういう意味においては、投資法人はかなりホワイトな法人だと断言できます。

 

 

所在地でも違う

東京都には何個の税務署があるでしょうか?

答えは「48」です。 世田谷区だけで3個。 一方、3~4個しかない都道府県もあるようです。 つまり、税務署ごとに管轄する法人の数が違うので、会社が所在する場所によって、調査頻度が変わってしまうというのは当然だと言えます。 しかも、調査官は公務員であり、その人数にだって限りがあるわけです。

 

 

調査員の増加

国税庁は税務調査員を大幅に増やすための「増員要求」を行っているようです。 たぶんですが、こうした増員要求はスンナリ予算化されることでしょう。 社会が高度化したことに伴い、脱税やマネロンも巧妙化していますし、税金は“金のある所”から着実に徴収しないと、政府もやっていけないぐらい大変なんですよね。

 

 

結論

投資法人は極めて税務調査を受けにくい法人だと言えるでしょう(^^) あとは、節税に強い税理士を味方につけることができれば、あなたの投資パフォーマンスは飛躍的に向上するはずです(^^)

 


~最後までお読みいただきましてありがとうございました~