投資法人で資産運用

個人投資家を卒業して「投資法人」に変身です。個人増税・法人減税の流れのなかで資産形成から継承までを考えるブログ。主な投資先は米国ETF。

【イベント】投資法人Q&A

 

オフ会(第2部)

第1部の米国株トークを終えて、しばし休憩。

第2部は「投資法人」についてがメインでした。

事前に参加者から投資法人に関する質問をお願いしておりましたので、それに対するアンサーを用意させていただきました。 特に、参加者の1人であるグループ3社の役員をされているHさんからの質問が大量でした笑。 それだけ真剣に法人化を検討されているという証です。 Hさんのおかげで、私自身も初めて知ることができた節税術もあり感謝しております。

質問数は10個、それに対するアンサーはA4用紙6頁にもおよびました。 ここではギュッと7個に凝縮して報告させていただきます。

 

投資法人に関する質問

(Q1)

自身が代表者、妻が役員、妻だけに報酬を出すこと可能か?その場合、社会保険の加入は必須なのか?

【answer】

可能です。奥様の報酬を損金にして節税できます。社会保険に加入しない(旦那様の扶養に入ったままの状態)ようにするためには非常勤の役員扱いにして、さらに報酬額を95万円以下程度にするのが望ましいです。

詳細はこちらの記事にも書いております。

www.alphabetlife.net

 

(Q2)

預金封鎖・通貨切下げ対策として、海外証券会社の海外支店に口座開設すべきか?

【answer】

有事の際の避難場所としては、かなりの効力はあると個人的には思っております。マネロン対策の一環で、今年9月に日本は「CRS(共通報告基準)」に加わったことで、各国の税務局が連携して国外にある海外口座を追跡できるような仕組みが着実に整いつつあります。個人よりも法人で開設できればなお良いかと思います。参加者より、オーストラリアやタイの海外口座がお勧めだよ、という意見もございました。

 

(Q3)

法人化計画の収支は配当のみ、またはキャピタルゲインも含めて検討すべき?

【answer】

投資スタンスの違い、資産規模の違いで決まるかと思いますが、個人的には、配当(売上)に対して、いくらまで経費計上できるのかがポイントだと思います。「配当-経費MAX=法人税ゼロ」、これを基本として、それ以上に動かせる運用資産があるのであれば、その余剰資金でキャピタル狙いというのが理想的かと思います。キャピタルというのは、相場の善し悪し、期末時の思いがけない含み益損を伴ったりと、安定感に欠ける部分はありますが、法人であれば、他の所得(不動産やFXなど)と損益通算も可能ですし、欠損金の青色欠損金繰戻還付繰越控除が個人よりも優遇されているので、キャピタルこそ法人でやるべきだな、という思いもあります。

 

(Q4)

家賃は全額損金で落とせるのか?賃借人名義は法人でないとダメか?

【answer】

全額損金は無理だと思います。役員の福利厚生(住居支援)は、法人名義で賃貸契約を締結することが条件です。役員が住むのか、社員が住むのかで、損金にできる割合が変わってきます。一般的に役員であれば「5:5」です。

 

(Q5)

米国株でも受取配当金の益金不算入は可能か?

【answer】

日本株と日本株ETFだけで、外国株・J-REIT・投資信託は対象外です。二重課税の排除という観点から、配当に課税しないという理屈で、法人税では受取配当金の益金不算入という規定が設けられていますが、保有割合が5%以下の「非支配目的株式等」という区分が設けられた結果、益金不算入割合が20%と大きく減らされました。また益金不算入が認められるには、株式・ETFの保有期間の条件をクリアする必要があります。条件とは、配当基準日以前1ヶ月以内に取得し、かつ基準日後2か月以内に譲渡した株式は短期所有となり除外されます。つまり、法人名義で日本株を一定期間以上、保有するのであれば法人のほうがメリットがあります。

 

(Q6)

TETEの顧問税理士は紹介してもらえるのか?

【answer】

本人に確認したところ、お友達のお友達価格で「25万円」なら引き受けてくれる、とのことです。あくまでも選択肢の一つとしてご検討ください。

 

(Q7)

旅費は経費にできるのか?

【answer】

役員(家族)だけの旅行は福利厚生にはなりません。ビジネスで不可欠であった正当な理由があれば経費計上できます。証拠を残す必要があるので、日程表・写真・メモなどが必須となります。法人を設立したら出張旅費規定を作成してください。今回のようなオフ会で出費した交通費と飲食代はすべて経費となりますし、役員に日当を支払うことができます。日当代は損金にできますし、役員は非課税で受け取れるので、2重で美味しいですね。

 

(その他)

ブログでは報告できないネタもいくつかありました。

  • 「法人ネット口座開設の必須アイテム」
  • 「税務調査官へのお土産」
  • 「大分県への旅行を経費にする方法」等

 

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参加者の声

・有意義な時間でした。皆さんレベルが高いですね。できるだけ早く個人口座内の処理を済ませて、次のステップである法人化に進みたい思います

法人化の面白みを感じられたのは収穫でした。

・私を含めて皆さん充実した時間を過ごされたのではないか、と思います。また年齢、投資経験もバラバラだったのが逆に良かったと感じました。私の場合、法人の所在地確保が一番難航しそうです笑。是非、第2回オフ会開催も検討いただければと思います。

・とても有意義な時間を過ごせたことに感謝申し上げたいと思います。投資法人の立ち上げを前向きに検討していきたいと思います。まずは、妻に社長就任を打診する必要があり、そこからですね。

・参加された皆さんから本当に参考になる話ばかりで、投資を始めたばかりの私にとっては金言ばかりでした。またTETEさんの投資法人の話も、私が実行するのはもう少し先になりますが、これまでに全く触れたこともない部分で非常に勉強になりました。やはりどこの世界でもそうですが、特に投資の世界では情報の質と量がものをいうのだなと実感しました。普通であれば知れなかった質の情報を、まとまった形で大量にいただいてありがとうございました。

 

私から

投資における情報には、「与えられる情報」「獲りに行く情報」があり、スマホでブログをみて勉強する以外にも、オフ会という新たに獲りに行く場所が増えたのは大きな発見でした。

 

本当にありがとうございました!!

また定期的にやりましょう!!

 

 

次回のオフ会

第2回目の日程はまったくの白紙状態ですが、3ヶ月に1回ぐらい、もしくは、市場が大きく動いたタイミング等で開催できればおいもしろいのかなぁ、って思っております。

※基本的に場所は都内です。

※3/2(土)博多でやります。

 

~最後までお読みいただきましてありがとうございました~