投資法人で資産運用

個人投資家を卒業して「投資法人」に変身です。個人増税・法人減税の流れのなかで資産形成から継承までを考えるブログ。主な投資先は米国ETF。

【1-4】「個人増税・法人減税」時代の幕開け

  

 

サラリーマンの防衛術

私はわがままな人間です。

  1. 「堅実かつ効率的に資産形成をしたい」
  2. 「将来的な資産継承を見据えて節税スキームを駆使したい」

これだけでも投資法人を設立するメリットは十分あるのですが、この程度であれば法人化は見送っていたかもしれません。

以前の記事(1-1~3)でも説明したように、「有事の際、法人名義で金融資産をもつことで防衛力が格段に上がる」ということを知ってしまったことが、投資法人の設立の最終的な決め手となりました。

虎の子の資産です。

サラリーマン投資家が講じることができる有効かつ現実的な資産防衛としては、「法人名義で金融資産を保有すること」が今のところでは最強の防衛術だと考えております。

 

 

金融のプロに相談

金融のプロと言われる人は一体どんな対策をしているのでしょうか? 立場が違うので、当然ながらその対策もサラリーマン投資家と違ってくるはずです。 そこで、いつもお世話になっている「独立系金融機関のH社長」に相談してみることにしました。

 

このH社長は、富裕層の資産管理および運用アドバイスしており、手数料ビジネスではなくフィーで稼いでおります。 運用残高10億円であれば、年率10%のパフォーマンスで1億円プラスで、そのうち10%の1000万円がフィーとなります。 パフォーマンスがマイナスであればフィーは発生しませんから、シビアな世界だとも言えます。

 

f:id:alphabet26:20181208190803j:plain

 

そんなH社長からのアドバイスは、まさに目から鱗でした。 やっぱり名実ともにプロと呼ばれる人の発想は違うなって改めて思い知らされました。

そのH社長曰くこうです。 

 

(私)有事の際、個人名義で海外証券口座を開設すれば大丈夫ですかね?

 (H)銀行貯金よりはマシだけど、だったら自分で会社を作って法人名義にすればいいじゃん。 今後も個人は搾取される対象であり続けるだろうから厳しいぞ。

 

  (私)会社作ってどうするんですか? それで有事の際は無傷でいられるんですか?

  (H)まず有価証券の所有者を個人から法人に変えれば、節税・経費枠などを駆使して効率的に資産形成できる。 有事の際はどうなるかはわからないが、政府が法人財産まで手を伸ばしたら日本経済が成り立たなくなるぞ。 だからまずは個人から搾取するのは確実だろうね。 法人はその次かもな、そういう意味においては法人資産のほうが防衛力は強いんじゃないか。

 

(私)なるほど。 それよりもさらに防衛力が高い方法はありますか?

 (H)あると言えばあるけど、資産規模が大きければの話ね、お前の規模じゃ意味ないよ(笑) 

  

(私)自分の場合だと、法人名義で金融資産を持つこと、これが身の丈にあった防衛手段ってことですね。 

(H)そこまで考えてる個人投資家なんてほとんどいないだろ(笑)

 

   (私)そうでしょうね笑。 有事の事態が起きなくても、資産継承を見据えた場合、法人化は合理的ですよね?

  (H)そりゃそうだよ、相続する金額にもよるけどね。 やるなら早いほうがいいぞ。 

 

 

ざっくりこんな感じ。 やはり法人有利ってことが確認できました。

 


国家の仕事とは?

それは税金を集めることです。

税金がないと、教育も、防衛も、インフラ整備も、何もできませんからね。 歴史の教科書を振り返っても、鎌倉時代でも江戸時代でもそうですが、税金で苦しめられているのはいつだって底辺の農民(個人)ですよね。

今日のような近代国家でもそれは基本的には変わっておらず、相変わらず税金を集めることが国家の大事な仕事であり続けています。

 

国家の収入は2つだけです。

  1. ひとつは「国債」を発行して得られる収入
  2. もうひとつが「税金」からの収入

さらにこの税金とは、吸い上げる対象が2つだけです。

  1. ひとつは「個人」
  2. もうひとつが「法人」

しかし、税金を納める者同士であるこの両者(個人・法人)は「似て非なるまったくの別人」だということが大事なポイントです!!

  

(H)個人増税・法人減税、という流れは世界的なもの。

(私)個人にとっては厳しい時代なんですね。

 

 (H)特にサラリーマンは悲惨だな。源泉徴収って言葉の意味を考えたことあるか? 

(私)国家の源泉である税金を徴収する、ですか?

 

 (H)サラリーマンほど徴収しやいすい対象はこの世にない。 法人の総務部が勝手に徴収してくれるから、国はただ待ってるだけいい。 大事なポイントは、法人が徴収役だってこと。 個人は税金を納めるだけの存在だが、法人は税金も納めて、個人の徴収役も担っているってところがミソ。

(私)法人は国家の手先?グルってことですか?

(H)言葉が悪いが、まぁ大体そんな感じだな。

 

 (私)だから法人は何かと優遇されているんですね。

 (H)法人が元気になれば個人も元気なる、個人が元気なれば徴収額が増えて、国家も元気なるってサイクルが理想的だからな。 でもお前みたいに有価証券を法人名義で所有するだけで、従業員も雇わないくせに節税スキームだけ駆使するような法人は、国家からすればイヤだろうな(笑)

(私)合法的な節税です(笑)

 

まとめます。

  • 国家としての機能を維持し続けるためには、税金という養分が必要不可欠
  • サラリーマンからの税金が一番の養分である
  • その運び屋は法人が担う
  • 国家は、法人を優遇して元気になってもらい、サラリーマンの収入が増えて、税収も増えれば良いという世界観を持っている

私の場合、こういった経緯があり、「投資法人の設立」という方向に向かって本格的に始動することになりました。 次回は、法人設立に先立ちまずやらないといけない事を記事にしていきます。

 


~最後までお読みいただきましてありがとうございました~